ただいま~・・・あれ?部屋汚くない?それに夕飯は?
うるさい!!!赤ちゃんがずっと泣いててそれどころじゃなかったの!
そんな言い方しなくてもいいじゃん!(こっちは仕事で疲れてるのに・・・)
産後夫婦によくあるすれ違いです・・・
僕は子どもが生まれる前は有給休暇の消化、生まれてからは育休だったので事前にさまざまなことを調べる時間に余裕はありましたが、すべてのパパがそうではないと思います。
事前にママが求めていることを知っておけばどんな新米パパでも心の準備ができると思います。
この記事では私たち夫婦が出産前後に実践した「産後にパパができること」を4つ紹介します。
産後前で不安なパパはぜひ読んでみてください。
お産を終えたママは、心身ともに疲弊しきっています。
◆からだの面
・だっこで腕が筋肉痛
・授乳で支える手のひらが腱鞘炎
・お産のときの会陰切開の傷
・子宮が元のおおきさに戻ろうとすることで起こる後陣痛
・お産で開いた骨盤のゆるみ
・パンパンに張れた足のむくみ
僕の妻の状態を思い出してあげてみました。お産後はこれだけの体調の変化があります。
※決して本人の前で指摘してはいけません!見た目の部分は特に!
◆こころの面
妊娠中にたくさんあった女性ホルモンが出産後、急激に低下することでネガティブな感情が高まったり、孤独を感じたりするうつ傾向がみられるようになるそうです。
「プロゲステロン」…子宮内膜を厚くし基礎体温を上げる女性ホルモン
このようにママはホルモンバランスの急激な変化によるこころの変化に加え、日々の睡眠不足で疲れ切っているということを理解しましょう!
僕もこの情報を事前に知っていたことで、妻から強い口調で返事をされてもグッとこらえることができました。
よく言われる「3時間おきに授乳(ミルク)を与える」というのは、ある意味正しいのですが・・・情報が全然足りていません!
赤ちゃんに対してはその前後の作業がたくさんあることをパパは理解すべきです。
② ゲップを出させる
③ 寝かしつけのために抱っこした状態で屈伸運動
④ 泣く⇒うんち・おしっこでのおむつ替え
⑤ 泣く⇒理由がわからないのでとりあえずあやす
<③~⑤の繰り返し>
⑥ やっと寝たと思ったら次の授乳まであと30分。寝ようにも寝られない。
このような我が子との格闘が毎日繰り広げられます。僕もしていました。
赤ちゃんはそう簡単には寝てくれません。
想像以上に過酷であることを特にパパは知っておいてほしいです!
なぜなら、パパが育児に積極的でないとその負担はすべてママに寄ってしまうからです。
なので、ママに必要なことは「1分1秒でも多く寝てもらう」ことです!
そのためには、事前に家事や赤ちゃんのお世話の方法を共有してもらいましょう。
僕の朝の作業をまとめるとこんな感じです。
・洗濯物を回す(子どもの分)
・朝ごはんを作る
・朝ごはんを食べる(ひとり)
・洗濯物を干す
・洗濯物を回す(夫婦分)
・掃除機をかけるor気になるところを掃除する
・ゴミをまとめて捨てに行く
・洗濯物を干す
・妻が朝ごはんを食べたら茶碗を皿洗いする
このように、朝だけでもやることが山のようにあります。
個人差はあると思いますが、ママは特に朝方の眠気がつらいようです。
なので、2人でコミュニケーションを取って最適な家事のオペレーションルーティーンを見つけましょう!
一番大事なことは「言われたからやる」ではなく、
ママがどんな作業を負担に感じていてやってほしいかを聞いて、主体的に家事をすることだと思います!
退院するとママは赤ちゃんに一直線です。正直、パパの存在は二の次、三の次です。
赤ちゃんのために常に気を張り詰めることになると思います。
そんな時、パパはママのイライラする気持ちや不安な気持ちの受け皿であってください。
ただでさえ気を張っているママに追い打ちをかけるようなことはあってはいけません。
僕はこんなことをして妻を支えていました。
・ご飯を作るのに疲れたときは持ち帰りの弁当または惣菜
・ママの話を聞く
・「いつもありがとう」「お疲れさま」など感謝の言葉を忘れずに伝える
・お風呂あがりに手や肩をマッサージしてあげる
僕はこのようなことを実践したからこそ、無事に夫婦関係を続けることができています。(現時点では(笑))
ママが産後鬱になって最悪の場合、離婚・・・なんてことも現実にあるので
これから生む皆さんが幸せな育児ライフを送れることを祈っています。